フッ素塗布とは?
フッ素とは歯の質を強くする自然元素のひとつです。
実はとても身近なもので、緑茶(浸出液)・紅茶・ビール・ミソ・リンゴ・ダイコン・イワシ・牛肉などに微妙に含まれており、飲食物以外にも骨や歯などにも含まれています。フッ素には、歯のエナメル質を強くして、ムシ歯菌の出す酸に負けない歯を作る働きがあります。
実際、フッ素を作用させた歯とフッ素を使用していない歯とでは、数十倍も違うとされています。歯質を強化する効力が高いことから、スウェーデンやアメリカなどの国でも、虫歯予防に利用されています。
歯科医院での、フッ素塗布の開始時期と回数
開始時期は、1歳半(上下の歯が4本ずつ生えてきたころ)から小学生の間までと考えて下さい。 年に2〜3回程度塗布すると効果的です。塗布方法はパイオキュアーという器械を使って電気的にフッ素を歯にしみこませす。
6歳臼歯が大変虫歯になりやすく将来の咬合を決める大事な歯です。
5才から6才ごろになると、乳歯のさらに奥から大きな6才臼歯(永久歯)が生えてきます。 永久歯の中で、もっとも大切な歯ですが、生えてくる途中は歯も磨きにくく、汚れもたまりやすい 環境にあります。その6才臼歯を虫歯から守るために、シーラントと言う解決策があります。
シーラントってどんなもの?
シーラントとは、奥歯の溝を虫歯になる前にフッ素を放出するお薬で埋めてしまう簡単な方法です。特に溝が深くて複雑な6歳臼歯に効果的です。歯を削らずに済みます。
シーラントをすれば、絶対虫歯にならない?
正しい歯みがきをしなければ歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間からムシ歯になってしまいます。
シーラントをした後も、正しい歯磨きをしっかり行いましょう。
また、お母さんの手伝いが無ければ、子ども一人で歯をきれいに磨くことはできません。
お子さんが自分で歯磨きをした後、必ずお母さんが仕上げ磨きをしてあげるようにしましょう。
歯科医院での、シーラントの開始時期と回数
5〜6歳になると6才臼歯が萌えてきます。歯のかみ合わせがすべて見えるようになれば、シーラントを開始しましょう。
また、シーラントは、3〜6ヶ月で自然に取れますので、6ヶ月ごとに検診して、定期的にやり直す必要があります。
効果的な予防処置を始めるために検診を
口腔内カメラ ペンスコープ VIS-41の特徴
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